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“ おはようございます”
朝の散歩でご挨拶。
相棒(犬)を無くして散歩がめっきり少なくなった。
人(他人)と話すのは久しい、妻は別だが。
余り外出しないので人と話す機会を得ない。自分から率先して会話を試みる事もない。
その気持ちも持たない。他人と会話する場も作らない。
携帯電話もない、スマートフォンなんてサラサラない。
ない、ない、尽くしで今日も人と話すことはないだろう、たぶん。
されど、人と話さなくても毎日をスム~ズに過せる。
それも一日、ただ、ボンヤリと過ごす日々が続く。
妻がそれを見かねて、私にパソコンを教えた。
妻もパソコンは使えなかった。
数か月、妻はパソコン教室に通って使い方を勉強した。
その奥様が、私を指導した。
成り立ての、パソコンうる覚えの教師が、機械音痴で痴呆になりかけの老人に根気よく教えた。
そして、パソコンを昨年の8月ごろ購入して、今このブログにたどり着いた次第だ。
パソコンをしながら頭の回転が鈍くなっているのに気付く。(本当は、以前から、うすうす気が付いていたのだが)
幾度なく苦手なパソコンに挑むも機械から拒否反応を受けて、撤退を繰り返すも妻の応援と酒の煽りを得て再び戦っている。
若者は良い、機械(パソコン)に簡単にアクセス出来る。そこが羨ましい限りだ。
だけど、老人も負けないで、と思いたいのだが。
パソコンのキーを打つのにも時間が掛かる始末だ。私自身の問題かも知れないのだが、
脳と指が連結せず、考えていても指が付いて行かず四苦八苦する事、度々。
情けないから、酒を煽る。妻に叱咤され、再び挑戦の繰り返し。
しまいに、右手人差し指が腱鞘炎に掛かってしまった。
キーを打つのもシンドイものだ。先生(奥様)の人差指は器用に動く。
すべてのキーを人差指で打つ。
私も今の所、先生には負ける。
この人差し指が痴呆を克服するかもしれない。
そこで、思い立ったのが人差し指の代わりに鉛筆の頭に消しゴムが着いているのを使うと便利だと閃いた。
難点がある、滑りが今一なのだ。
左手に酒瓶を持ち、右手に鉛筆を持って今日もパソコンに勤しんでいる。
人との会話は、今の所、奥様がメイン。そして、友はお酒かな!
酒は好い。酒は気持ちを楽にしてくれる。
妻は飲み過ぎだと、嗜めるのだが。
酒を飲むと、気持ちが穏やかになる。妻に美味いツマミを催促する。
今日も、酒が美味しい。
さて、酒を飲み過ぎるのも、ま、いいか。
忘れっぽく成りつつある。呆けの前兆かな? ま、いいか。
歳を重ねるに従い、何事にも妥協する事が多くなる。
“ ま、いいか ”で、今日が始まる。
さて 今、何を仕様としていたのかな?