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春よ、来い。

 

暖かい、春よ、来い。

 

天国は、星の数ほど愛がある。

ト・キ・メ・キ、がやって来た。

心の隙間から、雄叫びが。

嘆き悲しむ暇はない。振り向けば微笑みが帰って来る。

笑顔の宴があなたと共に繰り広げられる。

夢など見る余裕もない。

眠る暇もない。

だから、生きているって、その瞬間を感じ取り、死んでしまった事など忘れがちになる。

天国は、暖かく、微笑みがたくさんある場所、らしい。

それと、思考の思いやりで、柔らかく柔軟に出来ている、らしい。

遠い昔の出来事を今に思う。

失恋したことなど、など!

思考の片隅に、昔のあなたの面影が映るだけ。後はその想い出を、蹴飛ばして、振り向かずに微笑みながら涙を消してしまえば良い。

悲しみなんて、天国には、ないのですね。

でも、天国は、あなたの思考が生まれる。

あなたの心の内部で。

優しさの心の内部で、未来が見える。

あなたが、愛に包み込まれて宙に舞う姿が写り出される。

 

天国は、星の数ほど愛がある。

 

生きている時に出来なかった愛を求めて夢が舞う。

天国には悲しむ暇など無い。

選り取り見取りの愛がある。

結構毛だらけの世界だから、寅さんじゃないが!失恋もある。

でも、愛が溢れている。

 

天国は、星の数ほど愛がある。

だから、天国も捨てたものじゃない!

 

ただし、酒がない?

 

聞いた話では? 酒は、ご法度らしい!

 

あ~、情け無い。

 

あ~、夢が消えかける。

 

 

天国が遠のいてゆく。